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管理型処分場は、廃棄物の埋立スペースと地下水への浸透を防ぐ遮水工、発生する浸出水を処理するための施設から成りたっています。 「クリーンセンター滋賀」は、準好気性埋立構造によるセル工法埋立を行います。
国の管理型処分場の遮水工構造の基準は、埋立地の浸出水を外部に漏らすことのないよう、2重遮水シート、もしくはベントナイト混合土と1重遮水シートによるものですが、「クリ
ーンセンター滋賀」は、表面遮水工にベントナイト改良土と2重 の遮水シートに加え、水漏 れをチェックする遮水シート破損検知システムを採用し、さらには、万が一の事態に備えて、
貯留構造物の直下流部に連続地中壁による鉛直遮水壁を備える多重安全構造としています。 また、浸出水は、水処理施設で水質浄化を行い、通常は河川に放流しますが、「クリーンセ
ンター滋賀」では一定の処理を行ったうえで公共下水道に投入し、環境負荷の低減と安全性 を追求しています。 |
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※平面図をクリックすると拡大表示します。 |
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貯留構造物は、埋立廃棄物の流出や崩壊を防ぎ、埋め立てられた廃棄物を安全に貯留するために設けています。重力式ダム構造で、
浸出水貯留水位、地震等の影響も考慮しており、埋立容量を安全に貯留できる高さとしています。 |
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浸出水の水質を均質化し、浸出水量の変動に対して安定的に浸出水処理を行うため、貯留構造物下流部に浸出水貯留槽を設置しています。また、多降雨時に浸出水貯留槽で賄いきれない量の浸出水が生じることに備え、埋立地内の最下流部に浸出水貯留部を設けています。 |
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最下流部には防災調整池を設けています。50年に1回の大降雨を想定して設計された施設です。 |
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浸出水処理施設は、浸出水貯留施設と併せ、100年に1回の大降雨にも安定して処理を行う処理能力を有しています。確実な処理性能が得られるよう最適な処理プロセスにより設計されており、 浸出水を、前処理、生物処理、凝集沈殿処理工程、さらに、微細なものを砂ろ過処理で除去し、ダイオキシン類処理、活性炭吸着 処理工程を経て、水中の金属類をキレートに吸着させたうえで、 公共下水道に投入し、環境負荷の低減と安全性を追求しています。 |
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浸出水処理工程<PDF書類> |
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鉛直遮水壁は、地下の岩盤まで達する連続壁で、埋立処分場の表面遮水工が万が一損傷して浸出水が漏水した場合に備え、浸出水の下流域への漏洩を防ぐものです。 |
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トラックスケールでは、搬入トラックの重量を入場用と退場用のトラックスケール2基)で計量します。
入場時と退場時の重量の差から搬入された産業廃棄物の重量を把握します。
(秤量:40t 積載面寸法:3m×8m 高さ:3.8m) |
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管理棟には、クリーンセンター滋賀の受付および公社職員の執務室があります。搬入の状況、埋立の状況、展開検査の状況および浸出水処理施設の状況などを一括管理しています。 |
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搬入物は、石綿含有廃棄物を除き全量を展開して検査を行います。 また、管理型4品目については、事前に採取したサンプルと成分 の照合や異物の有無についてチェックし併せて画像記録についても保存します。 |
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仮保管庫には、公社の行うスクリーニング検査で、「契約と異なる恐れがある」と判断された廃棄物を公定検査による結果が判明するまで仮保管します。
公定検査結果で問題なければ通常通りの処分を行います。
万が一、埋立不適と判断された場合には、持ち帰っていただきます。 |
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埋立地は、準好気性構造で、幾重にも遮水構造が施されています。
規模は、埋立面積 9.8ha、容量 130万m3(廃棄物90万m3覆土40万m3)を6期に分けて埋立していく計画です。
現在1期分(20万m3)の埋立準備が完了しています。
セル方式で埋立を行い、GPSによる埋立位置情報管理を行います。 |
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● 洗輪場 |
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洗輪場は、タイヤに付着した泥を落として、外部に汚れを持ち出さないようにするための設備です。 |
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※断面図をクリックすると拡大表示します。 |
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